ファンクラブ会員数について
本日、2020年7月22日、Snow ManとSixTONESがデビューシングルを発売してちょうど半年ということで、まずはファンクラブ会員数について調査した。
対象はSnow Man、SixTONESと、一番近いデビュー組先輩グループにあたるKing & Princeである。
期間は ①FC開設から8ヶ月 ②直近の8ヶ月 の2つとする
FC会員数は https://twitter.com/AraKisJump_579 こちらのアカウントで定期的に呟いてくださっているFC会員数を抽出して使用している。
(使用許可ありがとうございます)
①FC開設から8ヶ月
King & Prince:2018年2月2日
本日2020年7月22日のため、約8ヶ月のFC会員数の推移を比較する。
【考察】
前提条件として、King & PrinceとSnow Man、SixTONESは年度が大きく違い、後者はご存知の通り2020年3月頃からコロナウイルス感染症による外出自粛等でコンサートツアーが途中で出来なくなったり、ツアー自体が開催できなかったりしている状況であることを加味する必要がある。
また、King & PrinceとSnow Man、SixTONESの決定的な違いは、Youtubeチャンネルを持っているかどうかである。
上記のように、年度の違いにより、取り巻く環境が大きく違うことを念頭に置いてFC会員数の推移を見てもらいたい。
FC開設時は3グループ共に「ジャニーズJr.時代」と言える。
デビューが決まっているジャニーズJr.という意味では条件は同じであるが、King & Princeは2018年5月23日にCDデビューのため、FC開設がデビュー日から3ヵ月半近く前となる。
Snow Man、SixTONESは2020年1月22日にCDデビューのため、2ヶ月前にFCが開設されている。
この時期のFC会員数は、単純に「ジャニーズJr.」としての人気に起因するものと推測される。
FC開設の時点で言えば、SixTONESが群を抜いて数値が大きくなっている。
King&PrinceはジャニーズJr.時代でも人気が高かったと思うし、SixTONESとSnow Manで5万人もの違いが出るとは考えづらい。
実は最もFC会員数が増える要因は「ツアー申込時」である(当たり前)。
ではファーストツアーの申し込み時期について比較してみる。
SixTONESは、FCを開設した次の日から5日間の申し込み期間のため、特に最初の1ヶ月ほどにFC会員登録者数が一気に増加したと考えられる。
Snow ManはSixTONESから遅れること3ヵ月、2月の4日間の申し込み期間のため、1ヶ月半と4ヶ月の間で10万人増えていることが分かる。
ちなみに、King & Princeは4ヶ月と6ヶ月の間(4ヵ月が5月末の数字のため)にちょうど申し込み期間があったため、ここで10万人ほど増加したと考えられる。
いずれのグループも、ジャニーズJr.情報局(ジャニーズJr.全体のFC)からの申し込みもできることを念のため記載しておく。
さて、FC開設当初からファーストツアー申込開催時までを第一次会員数増加タイミングだと考えると、以下のように〇のついている点でそれぞれのグループの会員数が増加したことが分かり、King & PrinceとSnow Manは時期のズレはあるものの、大まかに同じような数値の推移をしていることが分かる。
SixTONESについては、FCを開設した次の日にツアー解禁、5日間だけの申込期限と考えると、第一次会員数増加タイミングを最初に持ってきたために、伸び悩みがあるようにも見える。
②直近の8ヶ月
次に、同じ時期の純粋な増加数の比較をする。
なぜ増加数にするかというと、King & Princeは2年早くFCを開設しているため、現状の会員数は57万を超えており、単純な数字の比較は意味がないものと考えるからである。
ちなみに、ジャニーズのFCは年会費で1年ごとの更新制度を設けているため、最初の1年に入会した後、更新しないで失効したFC会員も会員番号は永久欠番となるため、57万人の中の純粋なFC会員数が分からない点も実数での比較を差し控える要因である。
さて、このコロナウイルスによる自粛期間中、ジャニーズ事務所では様々な試みを行ってきた。
また、Snow Manはメンバーの岩本照が3年前の不祥事により活動を自粛をしていた(3/30~6/30)ことも念頭に置いておきたい。
【考察】
Snow ManとSixTONESのFCが開設された11月下旬からスタートし、前の数字からの増減をグラフ化した。
増減の数値で言うと、どのタイミングの数値を取ったかで多少の振れ幅があることを考慮して考えて行きたい。
1月初旬、デビューを直前に控えたSnow Man、SixTONESがだいたい同じくらいの増加をしていることが分かる。
特別な事象がなくても(これについては後日調査予定)King & Princeもデビュー直前の2組と数値の開きは大きくなく、底力を感じる。
3月下旬、Snow Manの会員数が急増する。
前のデータが1月初旬のデビュー前なので、デビューして約2ヶ月で大きく会員数を伸ばしたことが分かる。
それに対し、SixTONESはデビュー後一定数の増加に留まっている。
5月以降はSnow Manも落ち着いた推移を見せているため、今後半年ほどの推移を見ていくと、さらに両グループの傾向が見えてくるのかもしれない。
参考としてKing & Princeも並べたが、こちらも3月から5月の間に急増している。
こちらについては門外漢なため、今後このSnow ManとKing & Princeの会員数急増の要因を様々な角度から調べて行こうと思う。
現状、私の推測では、Snow ManはYoutube起因(主に9時間生放送、2時間生放送の影響)ではないかと考えている。
King & Princeについては、「Johnny's World Happy LIVE with YOU」の無料配信が大きかったのではないか?と推察する。
それまでYoutubeにはレーベルからのMVショートverのみしか動画がなかったKing & Princeのライブ動画が見られるという意味では、希少価値が大変高かったのではないかと思う。
5月から7月にかけては3グループとも落ち着いた推移をしているように見えるが、やはり3万~5万増加のKing & Princeは一定数の水準が高いと感じる。
次にSnow Manが近い推移をしているものの、King & Princeに比べると1割程度少ない3万弱が一定数として推移していくと予測できる。
SixTONESに関しては、デビュー前に一気に増加して以来急増するようなタイミングがなく、一定数の推移も1万と若干少な目で推移している。
今後、いずれかのグループでFC会員数が急増するタイミングがあれば、起因する出来事を調べていきたい。
また、一定数の増加についても、なんらかの理由で基準の数値が変動する可能性もあるため、今後注目していきたいところである。
以上が今回FC会員数について調べた結果である。
考察でも、極力私情は挟まずに客観的な分析を心掛けたつもりではあるが、基本情報の差があるため、今後は2グループないしは3グループの活動やスケジュールを調査し、それぞれの活動の影響を分析していけたらと考えている。