「リーチ力・支出喚起力ランキング」について
2020年8月18日、博報堂が『コンテンツビジネスラボ「リーチ力・支出喚起力ランキング」~「コンテンツファン消費行動調査2020」より~』を公開し、Snow Manの名前が挙がっていたため話題となった
大変興味深い調査だったため、備忘録も兼ねて分析し、まとめておこうと思う
①コンテンツビジネスラボとは?
この調査を行った「コンテンツビジネスラボ」とは一体どういった機関か?
株式会社 博報堂DYメディアパートナーズと株式会社博報堂との共同研究プロジェクトである
この株式会社 博報堂DYメディアパートナーズは博報堂、大広、読売広告社の経営統合により設立された博報堂DYホールディングスの100%子会社である
この会社では、メディア関連の計画、プロデュース、販売、調査などを担当しているようである(詳しくはHPを読んでみてください)
②「リーチ力・支出喚起力ランキング」について
2013年頃(もう少し前からありそうだが、見つけられる範囲だと2013年)から同名で調査結果を報告している、コンテンツビジネスラボの独自指標を用いたランキングである
2020年度版では11カテゴリ、合計1000以上のコンテンツに関するランキングを算出したものとのこと
リーチ力:そのコンテンツが一年間に到達できる人数を表す指標
支出喚起力:コアファンによる、年間の関連市場規模の指標
一言でまとめると上記のようになる
つまり、「人数」と「市場規模(支出)」を算出し、ランキング化、グラフ化した結果である
リーチ力が高ければ、タイアップやCM、PRの影響力が高いと判断される
支出喚起力が高ければ、ファンによる購買を目的とした時の、売上が多くなると推測できる
簡単に言えば、リーチ力が高ければ、より多くの人に情報を届けることができる物や人物であると判断され、支出喚起力が高ければ、より売上が高くなると期待されることとなる
このデータの調査内容について確認しておく
上記サイトからニュース詳細のpdfファイルを開くと、今回の調査について以下のように記載がある
【抜粋】-----
・ 調査⽅法︓インターネット調査
・ 調査地区/対象者︓全国15〜69 歳の男⼥ (全国7 エリアを性年代別⼈⼝構成⽐で割付)
・ 有効回収サンプル数︓5000 サンプル
※短時間回答者・下位5%サンプルカット
※⼈⼝構成⽐に合わせウェイトバック集計
※2019 年調査以降︓PC or スマートフォン インターネット利⽤者
・ 調査時期︓2020 年2 ⽉14 ⽇(⾦)〜25 ⽇(⽕)
【抜粋終わり】-----
これは、今回の調査をした対象について詳細に提示したデータである
これについて、私なりの解説をふせったーでしたので、ご興味があればこちらを読んでいただくとよいかと思う
ここでは簡単に説明すると、5000の回答を全国7か所の男女比、年齢比、人口構成比で集計(ウェイトバック集計)し、短時間回答者の5%をカットすることで、故意にいずれかのコンテンツの数値を押し上げることのないよう配慮したデータを使い、統計学を用いて影響力などを推察したということだと思う
私の個人的な感覚になるが、博報堂は広告代理店の大手3社の1社であり、そこが100%出資した子会社と共同プロジェクトとして7年以上続けてきた調査であることから、ある程度信頼度の高いデータなのではないかと考えている
というか、信頼度が高くないと公表できないし(社名に傷がつくし)、7年続けていく上で徐々にサンプル数が変わっているので、精度を増してきているのではないかと思う
そんなわけで、今回の調査結果については信頼に足るデータとして考察したいと思う
③2020年度リーチ力・支出喚起力ランキング
ここからは『リーチ力・支出喚起力ランキング』ページにある画像を使用させていただく
まず、リンク先のレポートでまとめられている概要を読んでおいていただきたい
2020年度全体の流れを掴んでおいた上で、Snow Manに特化した部分での考察をしていきたい
リーチ力と支出喚起力の両方で1位・2位にランクインしている嵐は、とにかくより多くの人に情報を届けられる上に、売り上げも期待できる、鬼のように強いコンテンツだと分かる
リーチ力のみのランキングは、「一般浸透力」と言い換えても差し支えないのではないだろうか
音楽関連で言えば、新曲を発表すればランキングを賑わし、半数以上は紅白歌合戦に出演しているアーティストがランクインしているため、若年層から高齢者まで幅広く知られている人たちだと考えてよいと思う
また、Mr.Childrenや宇多田ヒカルなどは、サブスク解禁の影響もあるのかもしれない
映画やアニメに関しては、ほとんどブームになっているもので、街中を歩けば大抵目にするキャラクターが多く並んでいる
NEWは2019年に20位以内になく、2020年に20位以内に入ってきたものということで、NEWが付いていないものは「長期的に一般認知度の高いコンテンツ」、付いているものは「今年急激に一般認知度を上げたコンテンツ=ブームになっている」と考えるのが妥当である
次に、支出喚起力のランキングだけを見ると、いわゆる「ヲタクを有しているかどうか」のランキングと言ってもいいのではないだろうか
主にアイドル、アーティスト、キャラクターが連なっている
リーチ力ランキングは、NEWがついていないものは「長期間一定水準以上の売り上げが見込める大型コンテンツ」であり、NEWがついているものは「直近で一定の水準以上の売り上げが見込めるようになったコンテンツ」と考えられる
そのため、デビューしたばかりのSnow Manだけではなく、Kis-My-Ft2もNEWだし、スターウォーズもターミネーターもNEWである
何が起因しているかはわからないが、Snow Manに関して言えば、完全に増員からのデビューが影響を及ぼしていると考えいいと思う
上記のように先の資料ではコメントを書いていただいている
④リーチ力・支出喚起力マッピング
上記は、リーチ力を横軸に、支出喚起力を縦軸にとってマッピングしたものである
ようするに、右上に行けば行くほど、「一般認知度が高く」「高い売上が見込める」コンテンツということ
先ほどのランキングの項でも書いたが、今回右に行けば行くほど「今流行っている」コンテンツ、上に行けば行くほど「売り上げが見込める」コンテンツである
まずは全体としてみると、やはり「多くの人に知られていて、高い売り上げが見込める」コンテンツとして、『嵐』があるのがよく分かる
さらに、『乃木坂46』『King & Prince』と斜めに並んでいる
これは「一般認知度」と「売上」がどちらも平均的に高いことを意味する
この2グループに関しては、現状「一般認知度」がさらに上がれば「売上」もさらに上昇していくと推測されるグループだと思う
右端に『米津玄師』と『Officeial髭男dism』『あいみょん』が並んでおり、今を時めく話題のアーティストたちと『嵐』は認知度としては同じくらいだと言える
『乃木坂46』は『名探偵コナン』『ポケットモンスター』『ONE PIECE』などは、比較的たくさんの人に長期的に愛されているアニメが並んでおり、これらのコンテンツと同じくらいの認知度と言える
『King & Prince』は『機動戦士ガンダム』『スターウォーズ』『ドラゴンクエスト』が比較的近めなので、「名前は知っている」という感じの認知度の高さを伺えると思う
続いてSnow Manについて考えて行こうと思う
先ほどのマッピンググラフに赤線を1本入れてみた
これは、事務所のTOPのFC会員数を誇る嵐(2,990,000人)と、現在FC会員数第3位に躍り出たKing & Prince(622,000人)を直線で結んだものである
見ると、Snow Manはこの線の根本あたりにいる
Kis-My-Ft2は少し離れて、リーチ力に対して支出喚起力が高めに出ている
Kis-My-Ft2とSnow Manは支出喚起力でランクインしていたため、両グループとも認知度に対する売上が高いということなので、起用すると思った以上に売り上げに貢献できるグループという認識をされるのではないかと思う
Snow Manに関しては、現在の方向性で一般認知が高まっていけば、King & Princeや嵐のように、リーチ力と支出喚起力が比例して伸びていくのではないかと思うし、そうなって欲しいと感じる結果であった
⑤まとめ
以上が私なりに提示された情報を読み解いたものである
なお、このランキングは2020年2月にアンケート実施されているため、それから半年経った今、どう変化しているか気になるところである
また、このランキングに載るということは、高い認知度であったり、高い売上を期待されるということ
リーチ力の高いコンテンツを使えば、視聴率が取れると判断されるかもしれない
支出喚起力の高いコンテンツを使えば、売上が伸びるのではと期待されるかもしれない
特に、Snow Manはデビューしたばかりで、おそらくタレント起用に対するコストはさほど高くなく、費用対効果が高いと思って起用していただける可能性は十分に考えられる
博報堂がオフィシャルで提示しているランキングのため、タレント起用する側も多かれ少なかれ参考にするところも多いと思う
このことから、Snow Manに関して言えばデビュー年という話題性と、コストに対して売上が期待できるタレントということで、様々な業界で起用される可能性が高い
その時、私たちにできることは、「期待されている売上をちゃんと出せること」だと考える
「確かに起用したら想定以上の売り上げになった」「想定以上の話題性があった」という結果を残すことで、起用する企業からの信頼を勝ち取ることができるだろうし、次に繋がるのだ
今、ファンは恐らく増加傾向で、これからも様々なことがあると考えられる
ほんの少ししかSnow Manを知らない人、知ったかぶる人だって出てくる
しかし、これらはそれだけ「裾野が広がっている」ということなのではないかと思う
その時に、昔から応援している人、最近でもしっかりお金を出して本気で応援している人にとって、鼻につくような言動はたくさんあることは容易に想像できる
でも、Snow Manにとって「支出喚起力」だけをあげることよりも、「リーチ力」も同時に上げていくほうがずっと意味があると思う
そのため、苦い気持ちになったり、イラッとすることがあっても、「なんとなくSnow Manに好意を持つ人」を増やすことは決して悪いことではないので、そこに一つ一つ引っかかって論争するようなことは控えたいなぁと考える
Snow Manを起用したら「話題性」も「売上」も高く出るけれども、「ヲタク同志」が喧嘩している、悪い意味でも「話題性」があるとなると、やはり次には繋がりにくい
今私たちにできることは、せっかくの「チャンス」をしっかりSnow Manが繋ぎ止めるために、足を引っ張ることなく、背中を押してあげるようなヲタ活をすることではないかなと考える
カレンダー売上の考察
2020年度のカレンダー販売時、Snow Manのカレンダーが軒並み予約できず重版していただけることになり、一気に話題になった
また、王様のブランチ(2020年3月14日放送)の文芸ランキングTOP10で4位にランクインしたものの、6位のKing & Princeの販売数を大きくを下回ったことで「印象操作だ」「重版芸だ」と非難されることが増えたため、今回正しい情報をまとめようと思う
①「王様のブランチ」文芸ランキングについて
情報を正しく確認する力があれば、特に問題があるとは思わないものの、どうしても「情報の表面だけ」を切り取ってしまう人が後を絶たないので、念のためここに記載しておく
画像をよく見ていただきたい
放送では、映像でランキングを紹介していたため、「6位 King & Prince」と「4位 Snow Man」という順位が大きく視聴者には見えたのだと思う
しかし、画像の赤枠を見ていただければわかる通り、『ブックファースト新宿店』のみの一定期間のランキングである
このランキングで分かることは『全体の販売数』ではなく『一定期間における販売数』である
Snow Manのカレンダーは、販売直前に本人たちのISLAND TVによる怒涛の宣伝もあり、需要が一気に高まったタイミングだったため、一時的に順位が上がったと考えられる
また、一店舗だけの情報であるという点を無視してはいけない
②2020年カレンダー売上について
2020年のカレンダー売上は以下の通りである
※「2020年上半期グッズ・マルチメディアTOP10」情報
Snow Manは重版になったにもかかわらず、King & Princeの半分程度の数字ということで、話題の割に…と言われる要因となっている
この数字について、私なりに考察してみた
こちらもオリコンで発表している数値を拾ってきた
(オリコンサイトで上手く探せなかったため、各種サイトから拾ったため、間違いがあったらご指摘いただけると助かる)
まず、パッと見て分かることは、King & Princeの初年度(2018年5月デビューのため、デビューしてから10か月後の発売)カレンダー売上は「77,369部」である
ちなみに、重版がかかったSnow Manのカレンダー(2020年1月デビューのため、デビューして2か月後の発売)は「75,458部」である
デビューしてメディアにたくさん出て、10ヶ月かけて知名度をあげた後のKing & Princeと、デビューして2ヶ月のSnow Manが同じ7万部以上であることを考えると、重版になることも納得できると思う
ちなみに同時デビューしたSixTONESは「65,597部」なので、だいたい同じくらいが初版で作られたと推察する
(Hey!Say!JUMPは3年間販売数が拾えたので、考察のための参考とする)
③カレンダー売上とFC会員増加数
②の考察は予測ではあるが、これについてもう少し掘り下げていこうと思う
上記は、2018年から2020年までのFC会員数である
(今までと同様Shogoさんのまとめた会員数を拾っている)
https:/
https://twitter.com/AraKisJump_579?s=20/twitt
②で考察したデビュー10ヶ月のKing & PrinceのFC会員数が352,000人、これに対し、デビュー2ヶ月のSixTONEが200,000人、Snow Manが230,000人の時に1回目のカレンダーが発売されている
FC会員数だけで見ると、King & Princeのほうが100,000人以上多いため、カレンダーの売上に大きく差のないSnow Manの重版は「予想以上に売れたため」であると考えることができる
続いて、会員数の増加分を表に示す
Hey!Say!JUMPとKing & Princeに関しては、前年3月からの1年の増加分を、SixTONESとSnow Manに関しては2020年3月の時の数値とした
単純な増加数で考えると、デビュー初年度とは言え、Kinge & Princeが約1年で獲得したFC会員数をSixTONESとSnow Manは約4ヶ月で近い数値まで増やしていることが分かる
(もちろん他名義などもあるので、単純な数値ではないと考える)
カレンダーの売上と、FC会員の増加数をグラフに示した
折れ線グラフがカレンダーの売上、面グラフがFC会員増加数である
King & Princeは初年度に大幅な会員増加があり、それに伴って売れたカレンダーの売上とSixTONES、Snow Manのカレンダー売上はほぼ同じような傾向があると分かる
なお、King & PrinceはFC会員の増加数こそ落ち着いたものの、2020年度のカレンダーは初年度の倍売上ているため、おそらく初年度から継続しているファンがまだたくさんいて、FC会員増加数がそのまま上乗せされて売れたものと想定できる
なお、Hey!Say!JUMPはKing & Princeに比べると少なく見えるが、デビュー初年度のグループの売上と大差ないカレンダーの売上となっており、大きな増減なく安定してカレンダーの売上が出ていることが見てとれる
④CD売上との関連
上記はカレンダー発売時期(3月)に一番近い発売日のCD売上を3月まで累計していったものである
(表の下は該当のCDタイトルと発売日)
次に、毎年3月発売ということで、念のため3月に一番近い時期に発売されたCDの売上(3月まで)を抜き出した
(表の下は該当のCDタイトル)
SixTONESとSnow Manはデビューシングルということもあり、大きな数字となっているが、これはデビューの勢いであると考えられる
Hey!Say!JUMPはだいたい一定の数値で推移していることから、③でも述べたように大きな増減なく、安定してファンがカレンダーを購入すると予測できるグループだと考えられる
King & Princeもほぼ一定の数値でCDが売れており、FC会員数の増加と前年のカレンダー売上からの期待値が高かったのではないかと考えられる
⑤考察
最後に、これまで提示してきた数字を参考に、カレンダーの販売予測を立てるとすると、おそらくHey!Say!JUMPは過去2年を見てもだいたい「6万~7万部」売れるだろうと予測するのは簡単なことである
(CD売上、FC会員数とも穏やかであり、大きな変化が少ないと予測でいる)
一方、King & Princeは初年度の「7万部」予測に対し、そこからFC会員数の増加や、CD売上の高水準での推移を考えると、カレンダーも大きく売り上げを伸ばせると考え、倍くらいの「14万部」は間違いなく売れるだろうと予測できる
(16万部売り上げていることを考えると、おそらくこれらの数字以外にも雑誌の売り上げ等で予測を上方修正していると考えられる)
SixTONESとSnow Manに関しては、CDの販売数は多いものの、デビューして2ヶ月ということもあり、話題性も含めて「6万~7万部」を予測していたのではないかと思う
(初年度のKing & Princeの売上を参照しても妥当な数字だと思う)
Snow Manが重版したのは、この「初年度」「デビュー2ヶ月」に対する期待値として予測した売上では予約もできない状況になってしまい、また問い合わせが殺到したことから重版が決まったと考えて間違いないのではないかと思う
(実際、発売直前はネットは軒並み売切れ、実店舗でもどこに電話しても予約を受け付けてもらえないという声が多かった)
重版というのは、出版業界としてはリスクが高い
初版で「売り切れない」「余らない」ギリギリの予測を立てて販売するのが、最も効率よく利益を得ることができる
重版を行うと、再印刷のためにかかるコストが発生するからである
リスクについては、私たちの身近なことでも実感できることはある
例えば、ジャニーズショップでグッズを購入するときに、できるだけ1度でまとめて購入すると思う
これは「送料」というコストを1回の支払いで済ませたいからだ
2回に分けて購入すれば、「送料」というコストを2回支払わなければいけない
重版というのは、同じように支払わなければならないコストを加味しても、利益が上回ると判断された時にかかるのであり、話題性のために重版をするというのは会社運営としてはありえない判断だと考えて間違いないと思う
昨今の電子書籍化の波に伴い、紙媒体を売ることは大変難しくなっていると聞く
そのため、出版社にとってリスクは最小限にしていくことは、会社運営をする上で当たり前の考え方だと思う
そう考えると、重版を決めてくださった出版関係者の皆さんには感謝してもしきれないし、重版までして利益が得られると見込んでいただいた雑誌やカレンダーは、できる限り売れ残らないようにしたいなとファンとして思う今日このごろである
r.com/AraKis
Jump_579s=20
【SixTONES】Youtube登録者数の推移
前回Snow ManのYoutube登録者数の推移とその要因について考察した。
同様の考察を、同時デビューしたSixTONESでも考察しようと思う。
前回と同様、Youtubeの登録者数等はnoxinfluencerというサイトを使用する。
①SixTONESのチャンネル登録者数の推移
上記グラフはSixTONESチャンネル登録者数の推移である。
開設当初の数値が大きすぎて、他の月に大きな特異点がないように見えるため、月ごとにグラフを見ながら考察していこうと思う。
②2019年8月のチャンネル登録者数推移
SixTONEは2019年8月からチャンネル開設をしている。
開設してすぐに8万人強の登録者数を獲得しているのが、全体のグラフで見てもかなり大きなアドバンテージになっていることが分かる。
これは、ジャニーズJr.チャンネルから初めてアーティストチャンネルとして独立したという話題性も相まって、登録者数が伸びたと推察する。
また、2019年8月8日に「ジャニーズJr.8・8祭り」が東京ドームで開催されており、その場でSixTONESとSnow ManがCDデビューする旨をサプライズ発表した日でもあるため、Youtube登録者数が大きく増えた要因であると考えられる。
ちなみに翌8月9日にはティザー以外では初めての動画投稿がされ、いくつかの関連ワードがトレンド入りしているため、期待値も込めてこの時期は登録者数が多いのだと考えられる。
③2020年1月のチャンネル登録者数推移
9月~12月までは、動画投稿による変動くらいの影響しか見えないので、2020年1月のグラフを確認したい。
1月26日、Snow Manがちょうど9時間生放送をしている日、SixTONESも福岡でライブをしていた。
この日は、デビューシングルの初週売上に計上される最終日ということもあり、両グループ共CDについて宣伝に力を入れていた。
SixTONESは福岡でのライブがあったということで、この日は3本のYoutube動画の配信(うち1本は「RAM-PAM-PAM 」というファンに人気の曲のライブ映像)、ISLAND TVの連続投稿(「Imitation Rain」というタイトルで24件の動画投稿)をするなど、精力的に働きかけを行った結果だと推測できる。
上記は1月26日のトレンドに上がっていたSixTONES関連のワードと思われるものの順位である。
断続的にではあるものの、SixTONES側からの供給に呼応する形でトレンドに関連ワードが入っているのが分かる。
(未調査ではあるが、#ストグラムとあるので、おそらくインスタグラムの投稿なども行ったと考えられる。)
ただし、SixTONESのYoutube配信動画の多くは、タイトル名が英語で記載されており、空白などが多く、単語がそれぞれ区切られてしまうため、トレンドワードとしての求心力が強くないように感じられる。
トレンド入りしたワードを確認しても、ハッシュタグとグループ名、曲名以外は恐らくYoutube動画のリンクをツイートしてトレンド入りしたと考えられるが、単語単語になってしまったり、「IMPACT」がすべて表示できず「IMPAC...」となってしまっており、少しもったいない感じがする。
これらのことから、Youtube動画の投稿、ISLAND TVへの動画投稿などの影響で、当日のチャンネル登録者数が増加したと考えてよいと思う。
④2020年3月のチャンネル登録者数推移
SixTONESは万単位での登録者数増加が②③で提示した2回しかなく、それ以外は多くて5000件くらいのため、影響を調査しづらいところがある。(おおむね動画投稿などに起因する)
3月29日は6000件と少し上がっているため、こちらについて紹介したい。
この日から4日間に渡り、ジャニーズ事務所所属のグループがネット配信でライブをする(しかも無料)ということで、一般的にも話題になったと思う。
業界として先駆けだったコンサートのライブ配信の初日にSixTONESは参加していた。
この影響で、普段より少しチャンネル登録者数が増加したと考えられる。
⑤2020年4月のチャンネル登録者数推移
上記は2020年4月の登録者数の推移である。
今までよりも多少ばらけるようになっており、要員を調査したところ、おそらく4月4日から始まった「SixTONESのオールナイトニッポン サタデースペシャル」の影響と考えられる。
さらに、4月18日だけ少し増加傾向にあったため、こちらについても詳細に調査してみた。
ネットで検索した結果と、こちらのトレンドを見る限り、2ndシングル「NAVIGATOR」の初披露がラジオであったのだと考えられる。
そのため、普段のラジオ放送時よりも注目度が高く、トレンド上位に関連ワードが入っている時間も長かったのだと推察する。
アニメ「富豪刑事」が4月8日25:10~放送開始し、オープニングテーマとして起用されていたが(当初はアーティスト名を伏せるなどのサプライズもされていた)、コロナウイルスの影響でアニメの放送を休止せざるを得なくなり、第2話までしか聞けていないことも影響があったのかもしれない。
また、4月30日にも同様に増加しているが、この日は「櫻井・有吉THE夜会」にメンバーが出演していたことが影響しているのではないかと考えられる。
⑥2020年6月のチャンネル登録者数推移
5月もさほど変わらない数値ではあったものの、おそらく配信された動画による影響(Online Meeting)であると考えられる。
その動画の影響と同じ数値の登録件数になるが、6月25日に登録者数が5000件増える。
これは、2ndシングル「NAVIGATOR」のMV公開日である。
こちらは、現在再生回数が930万を超えており、SixTONESチャンネルの中でも上位にあがってくる動画になる。
ただ、残念なことにこの動画の影響で増加したチャンネル登録者数は、Online Meetingの動画投稿時と同じであり、MV公開によるチャンネル登録者数への影響はさほど大きくなかったと推察する。
⑦2020年7月のチャンネル登録者数推移
最後に、7月24日の増加について考えてみようと思う。
こちらも5000人と今まで同様通常時よりも少しチャンネル登録者数が増加傾向にあった日である。
この日はMステ3時間半スペシャルに登場しているため、そのパフォーマンスを見て登録した人が増えたのではないかと推察する。
⑧まとめ
以上のことから、SixTONESのチャンネル登録者数は
①チャンネル開設時の期待値
②連続動画投稿などによる働きかけ
③地上波やラジオなどからの興味
が影響を及ぼしていると考えられる。
なお、Snow Manと同様、影響力の高かった動画については急上昇との関連を調べたかったが、データの取得ができないものが多く、今回は見送ることとした。
【Snow Man】Youtube登録者数の推移
Snow ManのYoutubeのチャンネル登録者数が、本日80万人を突破したことを記念し(?)Youtubeチャンネル登録者数の推移と、その要因について少し考察しようと思う。
今回はnoxinfluencerというサイトを使用する。
これから出していくデータは基本的にこのサイトで調べたものである。
①Snow Manのチャンネル登録者数の推移
上記グラフはSnow Manチャンネルの登録者数の推移である。
いくつか特徴的な特異点があるため、それらを分解して考察していきたい。
②1月のチャンネル登録者数推移
まず2020年1月だけを拡大した。
ところどころ急増している点があるが、特筆すべきはやはり1月26日だろう。
この日だけで35000人ほどチャンネル登録者数が増えている。
さて、この日に何があったか…。
Snow Manのファンなら誰でもピンとくるであろう、「9時間生放送」である。
2020年1月26日(日)、この日Snow Manは朝10時から夜19時半ころまでYoutubeでほぼ休憩なしの生放送をしていた。
Twitterのトレンドにも比較的長時間ランクインしており、一般の人から目を引くことは多かったと思う。
ちなみに、上記はついっぷるトレンドサイトで2020年1月26日のトレンドを10時から19時半まで確認した表である。
かなり量が多かったため、「20位以内」「2回以上」トレンド入りしたワードのみを抽出した。
ちなみに「20位以内」「1回以上」とすると、35ワードあった。
黄色が1位、水色が1桁台(2~9位)である。
さて、トレンド入りしているワードを確認すると、ハッシュタグ(#)がいくつか分散しているため、何度かトレンド入りを繰り返したり、移り変わっているのが分かる。
また、基本的に「Snow Man」「Youtube」「9時間」のワードが入っているハッシュタグが朝10時から16時頃までずっとトレンド入りしている。
これらのことから、トレンドから「Youtube9時間生配信をSnow Manがやっているらしい」ことが比較的一般の人の目から見ても分かりやすかったと推測する。
トレンドを見ても、この日Snow Manを初めて知ってYoutube生配信にアクセスした人が多くいたと考えられ、その結果生配信中に再三メンバーがお願いしていた「チャンネル登録」をした人が多かったと推測できる。
実際、生放送中に「D.D.」発動条件が来場者数だったが、最初8万人からスタートし、大規模D.D.を実施する時には17万人を超えたので、そのうちの何割かの人が登録したと考えれば納得できる数値だと思う。
③3月のチャンネル登録者数推移
2月は特筆するようなグラフではないので、3月を拡大する。
3月19日に特異点があるのが分かる。
この日に何があったのか?
2020年3月20日、2時間生放送をするという告知がこの日発表された。
前回の9時間生放送に続き、2時間生放送への期待も高かったために、前日にチャンネル登録した人が増えたと考えるのが妥当なところだとは思う。
20日も通常時の倍以上の数値になっているので、19日20日の2日間でぐっとチャンネル登録者数を伸ばした形となる。
ちなみに、この日の該当時間のトレンドは上記の通りである。
この日は「100日後に死ぬワニ」の最終回の日だったので、トレンドに入りづらい日ではあったものの、一度は1位に食い込んでおり、また放送中は1桁台にハッシュタグが入っていたので、こちらの影響力も多かれ少なかれあったと考えられる。
④4月のチャンネル登録者数推移
4月は特別な放送はしていないが、若干山になる日が多いので、これらを検証していきたい。
一番山になっている4月13日はリモート通話の初動画が配信された日である。
この動画、急上昇に長期ランクインしていたため、チャンネル登録者以外からのアクセスも多かったと推測できる。
ユーチュラというサイトで急上昇にランクインした動画の再生数や順位の確認ができる
こちらのデータを抽出し、グラフ化してみた。
合計4日間にわたり急上昇ランキングにランクインしており、急上昇ランキングで上位にいる期間(4/14~16の午前中)に再生回数がグッと増えていることが分かる。
これらのことから、急上昇ランキングに上位ランクインしている時間が長ければ長いほど、再生回数は増え、またそれに比例してチャンネル登録者数が増加する傾向があると言える。
また4月が他に18日、24日、29日に若干登録者数が増加傾向にあるが、これらは全て動画配信日とリンクしていることが分かった。
(18日:阿部ちゃん先生、24日:絵しりとり、29日:正解はラウール)
4月については、コロナウイルスにより外出を自粛する傾向がある時期だったため、おそらく在宅でYoutubeを見る人が多かった時期だと思われる。
そのかなり早いタイミングで「グループ通話」というリモートでのYoutube動画を投稿したことで、一般の方からも関心を得ることができ、その後4月中は投稿される動画が常に注目を集めやすかったと推測する。
また、この時期は8人での活動を余儀なくされており、Snow Manとしての活動の一部が制限されていた(撮り貯めていたであろう動画やTVなどが放送できなくなっていた)ため、いい意味でも悪い意味でも注目を集めていたことで、アクセス数が増加したとも考えられる。
ただし、チャンネル登録者数が増えているため、Snow Manを知らなかった人が興味を持って動画を再生し、登録してくれたと考えるのが自然である。
⑤5月のチャンネル登録者数推移
5月のチャンネル登録者数の推移は大きな動きはないものの、細々と増えていることが分かる。
もっとも大きく動いたのが4月27日で、この日は以下の動画の配信日であった。
リモート動画の中で最も再生回数が伸びている、Snow Manの人気コンテンツ「人狼」をリモートで行った動画である。
残念ながらユーチュラでこの動画の詳細データが取得できないので、先ほどのようなグラフを作成することはできないが、リモート企画になってから最も再生数が多いので、グループ通話より長く急上昇にランクインしていたのではないかと推測できる。
⑦7月のチャンネル登録者数推移
6月は平常時より山なりが続くものの、基本的に動画投稿日から後1日以内に集中しているため、動画投稿に影響された多少の変動と推測できる。
そのため7月の動きを見てみたい。
まず最初に山になっている7月1日だが、この日は以下の動画投稿日である。
こちらはジャニーズ内の先輩後輩の話をしているため、Snow Manのファン以外の方が再生してくれている可能性が高く、再生回数も増えやすく、また急上昇に長期間ランクインしていた。
7月2日の急上昇順位のデータが取得できないが、おそらく1位で推移していたと考えられる。(急上昇に上がった動画の再生回数が取得できるため)
こちらは急上昇の順位が高い時に再生数は伸びているものの、その伸びは緩やかで、急上昇の順位が多少落ちても大きく変化なく再生数が増えているように見える。
おそらく、ジャニーズ事務所内の先輩後輩の話のため、一般の人はあまり興味を抱かない内容(急上昇でも影響が小さ目)で、Snow Manを知っている人で事務所内の他グループのファンの人が見てくれて伸びたものと考えられる。
そのためチャンネル登録者数に大きな変動はないものの、それでも通常時に比べると2倍くらいの数値が出ているのが分かる。
そして、7月21日。
この日は7月22日に「ハーフアニバーサリーのプレミアム配信をします」という告知が出た日である。
プレミアム配信とは言え、別にチャンネル登録をしている必要性もないのだが、例えば「チャンネル登録するほどでもないけど…」と思っていた人や、「まだSnow Manのファンとまではいかないし…」と二の足を踏んでいた人達の背中を押したのではないかと推測する。
告知はFCのメールとYoutubeでリンクが出来たことで分かったが、この日はトレンドにハーフアニバーサリー関連のワードが上がっていたため、そこから興味を示してくれた「もともとSnow Manに好意をいただいていた人」が動いたのではないかと考えられる。
トレンド入りしたワードの中で、1時間以上20位以内にランクインしたものだけ抜粋しているが、基本的には1時間~2時間程度ですべて流れていく一過性のトレンド入りが多いため、大きく一般の方へ求心力があったとは考えにくい。
⑧まとめ
以上のことから、Snow ManのYoutubeチャンネル登録者数は
1.9時間生放送
2.2時間生放送
3.リモートによる動画配信
が最も影響を及ぼしたと考えられ、また急上昇に長くランクインし、内容が一般の方でも楽しめる動画の場合は、そこから再生数とチャンネル登録者数が増えることがおおよそ確認できたと言える。
ちなみに余談ではあるが、急上昇にランクインするのは再生回数だけではないという噂があるが、個人的体感で行くと、瞬間最大再生数とチャンネル登録者外の再生数が影響しているように感じる。
特にチャンネル登録者ではない人のアクセスや再生が多い時に、急上昇に長くランクインしていると感じるので、今後もそのような傾向があるか見ていきたいと考えている。
ファンクラブ会員数について
本日、2020年7月22日、Snow ManとSixTONESがデビューシングルを発売してちょうど半年ということで、まずはファンクラブ会員数について調査した。
対象はSnow Man、SixTONESと、一番近いデビュー組先輩グループにあたるKing & Princeである。
期間は ①FC開設から8ヶ月 ②直近の8ヶ月 の2つとする
FC会員数は https://twitter.com/AraKisJump_579 こちらのアカウントで定期的に呟いてくださっているFC会員数を抽出して使用している。
(使用許可ありがとうございます)
①FC開設から8ヶ月
King & Prince:2018年2月2日
本日2020年7月22日のため、約8ヶ月のFC会員数の推移を比較する。
【考察】
前提条件として、King & PrinceとSnow Man、SixTONESは年度が大きく違い、後者はご存知の通り2020年3月頃からコロナウイルス感染症による外出自粛等でコンサートツアーが途中で出来なくなったり、ツアー自体が開催できなかったりしている状況であることを加味する必要がある。
また、King & PrinceとSnow Man、SixTONESの決定的な違いは、Youtubeチャンネルを持っているかどうかである。
上記のように、年度の違いにより、取り巻く環境が大きく違うことを念頭に置いてFC会員数の推移を見てもらいたい。
FC開設時は3グループ共に「ジャニーズJr.時代」と言える。
デビューが決まっているジャニーズJr.という意味では条件は同じであるが、King & Princeは2018年5月23日にCDデビューのため、FC開設がデビュー日から3ヵ月半近く前となる。
Snow Man、SixTONESは2020年1月22日にCDデビューのため、2ヶ月前にFCが開設されている。
この時期のFC会員数は、単純に「ジャニーズJr.」としての人気に起因するものと推測される。
FC開設の時点で言えば、SixTONESが群を抜いて数値が大きくなっている。
King&PrinceはジャニーズJr.時代でも人気が高かったと思うし、SixTONESとSnow Manで5万人もの違いが出るとは考えづらい。
実は最もFC会員数が増える要因は「ツアー申込時」である(当たり前)。
ではファーストツアーの申し込み時期について比較してみる。
SixTONESは、FCを開設した次の日から5日間の申し込み期間のため、特に最初の1ヶ月ほどにFC会員登録者数が一気に増加したと考えられる。
Snow ManはSixTONESから遅れること3ヵ月、2月の4日間の申し込み期間のため、1ヶ月半と4ヶ月の間で10万人増えていることが分かる。
ちなみに、King & Princeは4ヶ月と6ヶ月の間(4ヵ月が5月末の数字のため)にちょうど申し込み期間があったため、ここで10万人ほど増加したと考えられる。
いずれのグループも、ジャニーズJr.情報局(ジャニーズJr.全体のFC)からの申し込みもできることを念のため記載しておく。
さて、FC開設当初からファーストツアー申込開催時までを第一次会員数増加タイミングだと考えると、以下のように〇のついている点でそれぞれのグループの会員数が増加したことが分かり、King & PrinceとSnow Manは時期のズレはあるものの、大まかに同じような数値の推移をしていることが分かる。
SixTONESについては、FCを開設した次の日にツアー解禁、5日間だけの申込期限と考えると、第一次会員数増加タイミングを最初に持ってきたために、伸び悩みがあるようにも見える。
②直近の8ヶ月
次に、同じ時期の純粋な増加数の比較をする。
なぜ増加数にするかというと、King & Princeは2年早くFCを開設しているため、現状の会員数は57万を超えており、単純な数字の比較は意味がないものと考えるからである。
ちなみに、ジャニーズのFCは年会費で1年ごとの更新制度を設けているため、最初の1年に入会した後、更新しないで失効したFC会員も会員番号は永久欠番となるため、57万人の中の純粋なFC会員数が分からない点も実数での比較を差し控える要因である。
さて、このコロナウイルスによる自粛期間中、ジャニーズ事務所では様々な試みを行ってきた。
また、Snow Manはメンバーの岩本照が3年前の不祥事により活動を自粛をしていた(3/30~6/30)ことも念頭に置いておきたい。
【考察】
Snow ManとSixTONESのFCが開設された11月下旬からスタートし、前の数字からの増減をグラフ化した。
増減の数値で言うと、どのタイミングの数値を取ったかで多少の振れ幅があることを考慮して考えて行きたい。
1月初旬、デビューを直前に控えたSnow Man、SixTONESがだいたい同じくらいの増加をしていることが分かる。
特別な事象がなくても(これについては後日調査予定)King & Princeもデビュー直前の2組と数値の開きは大きくなく、底力を感じる。
3月下旬、Snow Manの会員数が急増する。
前のデータが1月初旬のデビュー前なので、デビューして約2ヶ月で大きく会員数を伸ばしたことが分かる。
それに対し、SixTONESはデビュー後一定数の増加に留まっている。
5月以降はSnow Manも落ち着いた推移を見せているため、今後半年ほどの推移を見ていくと、さらに両グループの傾向が見えてくるのかもしれない。
参考としてKing & Princeも並べたが、こちらも3月から5月の間に急増している。
こちらについては門外漢なため、今後このSnow ManとKing & Princeの会員数急増の要因を様々な角度から調べて行こうと思う。
現状、私の推測では、Snow ManはYoutube起因(主に9時間生放送、2時間生放送の影響)ではないかと考えている。
King & Princeについては、「Johnny's World Happy LIVE with YOU」の無料配信が大きかったのではないか?と推察する。
それまでYoutubeにはレーベルからのMVショートverのみしか動画がなかったKing & Princeのライブ動画が見られるという意味では、希少価値が大変高かったのではないかと思う。
5月から7月にかけては3グループとも落ち着いた推移をしているように見えるが、やはり3万~5万増加のKing & Princeは一定数の水準が高いと感じる。
次にSnow Manが近い推移をしているものの、King & Princeに比べると1割程度少ない3万弱が一定数として推移していくと予測できる。
SixTONESに関しては、デビュー前に一気に増加して以来急増するようなタイミングがなく、一定数の推移も1万と若干少な目で推移している。
今後、いずれかのグループでFC会員数が急増するタイミングがあれば、起因する出来事を調べていきたい。
また、一定数の増加についても、なんらかの理由で基準の数値が変動する可能性もあるため、今後注目していきたいところである。
以上が今回FC会員数について調べた結果である。
考察でも、極力私情は挟まずに客観的な分析を心掛けたつもりではあるが、基本情報の差があるため、今後は2グループないしは3グループの活動やスケジュールを調査し、それぞれの活動の影響を分析していけたらと考えている。